デッサンのアトリエで毎週ゴリゴリ絵を描いているゆうちゃ(@yucha_xx)です。
速いもので、デッサンのアトリエに通いはじめてもう半年。
ちなみにアイキャッチの絵は最新のものです。
オレンジがそれっぽく見えなくて無念。。。
まだまだですなあ!
私も初心者ではありますが、実際にアトリエで学ぶ中で、実技を通して気づいたちょっとしたデッサンのコツをご紹介していきます。
デッサンが上手くなるポイント1: クロッキー帳にラフを描く
絵を描き始める前に、クロッキー帳に小さい簡単なスケッチをして構図を決めます。

これって毎回やるの?
うん。絵の設計図だから、本番で紙に向かったときに迷わなくて済むんだよ。描くのがとっても楽になるよ!

落書き程度でいいので、まずはクロッキーをしましょう。
十字線を引いて中心を決めておくと、モチーフの位置の目安にもなります。
本番の紙にも十字線を引くのを忘れずに!
デッサンが上手くなるポイント2: 床から描く

どうして床から描くんだろう???
布が敷いていたり、むきだしのテーブルだったり、床は一見単調でなにも特徴がありません。
がしかし!!
床にはモチーフから落ちる影など、よくよく観察すると実は情報がいっぱい落ちているんです。
床を描くだけで絵の存在感が最初から出てくるのでぜひ試してみてください。
デッサンが上手くなるポイント3: 全体的に少しずつタッチを入れる
初心者にありがちなのは、モチーフをひとつひとつ観察してしまい、全体が見渡せないこと。
一点に集中しすぎると、一部分だけ色が濃すぎたり薄すぎたり、仕上げの段階でまとまりのない絵になってしまいます。
形が取れたら、まずはH系の鉛筆で全体的にグレー色を薄く乗せて、少しづつ濃さを重ねながらモチーフの濃淡を出していきましょう。
例えば床を少し描いたら、上に乗っている物を描いて、という感じ。

少しずつ調整することで、後から「失敗した!」なんてことがなくなるよ
へえ〜〜〜〜!

デッサンが上手くなるポイント4: 接地面を描き込む
接地面とは、物と物が重なって見えるところです。
自分の絵で恐縮ですが例えば:
立方体が布の上に乗っているこことか。
たまねぎと立方体が重なって見えるこことか。
モチーフと床との間に落ちている細くて暗い影だったり、モチーフが前後に重なっている部分をしっかり描き込むことでぐっと存在感が増してきます。
全体的に描き込まれていない絵でも、ここをしっかり押さえるだけでかっこよく仕上がりますよ。
デッサンが上手くなるポイント5: 何度も席を立つ
ポイント3でも書いたとおり、手元ばかり見ていると全体像を見失ってしまいます。
少し描いたら立ち上がって、遠くから自分の絵を見てみましょう。
近くで見るのと遠くでみるのとでは印象が全く違うことにきっと驚くはず。
絵というのは遠くから鑑賞されるものなので、見る人の立場になって自分の絵を評価するのも大切。
それに、遠くからモチーフと絵を交互に見比べることで、どこが正しくてどこが間違っているのかがわかります。1メートル以上が推奨!
かなり色を乗せたつもりが、離れて見たら全然薄かった。。。なんてことはしょっちゅう。
私もまだまだ席を立つ回数が少ないなあ、と毎度反省しています(汗)。
アトリエの代表が生徒に混ざってデッサンする様子を見たことがあるのですが、描いては立ち、描いては立ち、を短いスパンでやっていて驚きました。

先生は、1分に1回は立っていたような!
スポーツみたいだね!

デッサンが上手くなるポイントまとめ
今回はデッサンをする時に使えるちょっとしたティップスを集めました!
こういうちょっとした小技で画面の印象が変わってくるのでぜひ試してみてくださいね。
デッサンはやればやるほど上達するもの。
私も難しいモチーフと向き合う度に頭を抱えますが、めげずに頑張っていきまっしょい。
ではまた・:*三( ε:)